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認知症介護の「困った」が少しラクになる。介護職15年の私が実感した“ホワイトボード活用術

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認知症介護の「困った」が少しラクになる。介護職15年の私が実感した“ホワイトボード活用術

「さっきも説明したのに、また同じことを聞かれる…」

「何を言いたいのか分からなくて、お互いイライラしてしまう…」

在宅介護をしていると、“言葉がうまく伝わらない疲れ”って、本当に大きいですよね。

私自身、介護の現場で15年以上働いてきましたが、認知症介護で特に大切だと感じるのが、「耳だけに頼らないこと」です。

認知症の方は、聞いた内容を覚えておくことが難しくなる一方で、「目で見る情報」は比較的入りやすいことが多いんです。

 

だからこそ、

ホワイトボードやコミュニケーションシートのような“見える道具”が、

介護の負担をかなり減らしてくれることがあります。

 

今回は、実際の介護現場や在宅介護で役立った「ホワイトボード活用法」と、

意思疎通をサポートしてくれる便利アイテムをご紹介します。

 

なぜ認知症介護で「ホワイトボード」が役立つの?

認知症の方が何度も同じことを聞くのは、わざとではありません。

多くの場合、

今がどういう状況か分からない
次に何が起こるか不安
自分だけ置いていかれる気がする

そんな“不安”が背景にあります。

実際、介護現場でも「見える化」をするだけで落ち着くケースはかなり多いです。

特に効果を感じやすいのが、

今日の予定
家族の外出予定
ご飯の内容
来客予定
デイサービスの日

などを、ホワイトボードに書いておく方法です。

 

実際に役立ったホワイトボード活用例

① 今日の予定を書く

例えばこんな感じです。

8:30 ヘルパーさん来ます
11:00 一緒に買い物
12:00 お昼ごはん
14:00 デイサービス

これだけでも、

「今日は何するの?」
「誰か来るの?」
「今からどうするの?」

という不安がかなり減ります。

介護する側も、毎回説明しなくて済むのでラクになります。

実際、在宅介護をしている方の中には、

「ボードを指差すだけで済むから、喉も気持ちもラクになった」

という人も多いです。

 

② 「戻ってくる」を書く

これ、かなり大事です。

介護者が少し外出しただけでも、

「置いていかれた」
「もう帰ってこない」

と不安になる方は少なくありません。

例えば、

夕方戻ります
スーパー行ってきます
16時ごろ帰宅します

と書いておくだけで安心感が違います。

現場でも、
“帰ってくる”が見えるだけで落ち着く方は本当に多いです。

 

③ 献立を書く

認知症の方の中には、

「料理はできるけど、献立を考えるのが難しい」

というケースがあります。

そんな時は、

肉じゃが
味噌汁
ほうれん草のおひたし

など、簡単に書いておくだけでもかなり違います。

実際に現場では、

同じ料理が3日続く
冷蔵庫の古いものを出す
献立が組み立てられない

ということもあります。

でも、「今日これを作ればいい」が見えると、

役割を保ちながら生活しやすくなるんです。

 

④ 必要なものを書いてもらう

たわし
ティッシュ
お菓子

などを書いてもらうことで、

「今どう感じているのか」
「何が気になっているのか」

が分かることもあります。

介護って、“会話以外のサイン”を拾うのも大事なんですよね。

 

100均やニトリでも十分役立つ

実際、介護現場でも

100均
ニトリ
カインズ

などのシンプルなホワイトボードを使っている方はかなり多いです。

特におすすめなのは、

冷蔵庫
テーブル近く
いつも座る場所

など、“絶対に目に入る場所”に置くこと。

見ない場所に置くと意味がなくなってしまうので、設置場所はかなり重要です。

 

でも「普通のホワイトボードだけでは難しい」こともある

認知症が進んだり、

言葉が出にくい
失語症
言語障害
聞き取りづらい

という状態になると、普通の文字だけでは難しくなることがあります。

そんな時に役立つのが、介護向けのコミュニケーションツールです。

 

指さしだけで伝わる「介護用50音表」

 

このアイテムの良いところは、「言葉が出にくくても指さしで伝えられる」ところ。

50音だけでなく、

痛い
眠い
トイレ
暑い
苦しい

など、介護でよく使う言葉がイラスト付きで並んでいます。

実際に感じるメリット
大きくて見やすい
ラミネート加工で丈夫
消毒しやすい
折りたためる
通院時にも持ち運びやすい

現場でも、

「何が辛いか分からない」

「本人も伝えられなくてイライラ」

という場面は本当に多いです。

でも、指さしだけで通じると、
本人の安心感がかなり変わります。

ノートライフ 介護用50音表 A3 折りたたみ式

 

 

筆談もできる「コミュニケーション絵本」

 

こちらは、

指さし
イラスト
ホワイトボード
筆談

をまとめて使えるタイプ。

特に、

病院
通院
外出先
リハビリ

などでかなり便利です。

こんな場面で役立つ
どこが痛いか説明できない
「苦しい」が言葉にならない
筆談したい
家族以外とも意思疎通したい

など。

イラストで伝えられるので、
介護する側もかなり助かります。

コミュニケーション絵本(合本)マーカーペン付き

 

介護は「頑張りすぎない」が本当に大事

介護って、真面目な人ほど全部抱え込んでしまうんですよね。

でも15年現場にいて感じるのは、

「便利な道具に頼れる人ほど、長く続けられる」

ということです。

ホワイトボードも、
50音表も、
コミュニケーション絵本も、

全部“サボり”ではありません。

むしろ、

お互いのストレスを減らす
ケンカを減らす
不安を減らす
穏やかな時間を増やす

ための“優しい工夫”です。

 

まとめ

認知症介護では、

「何度も聞かれる」
「伝わらない」
「イライラする」

をゼロにするのは難しいです。

でも、“見える化”するだけで、かなりラクになることがあります。

まずは、

今日の予定を書く
外出予定を書く
献立を書く

そんな小さなことからでも十分です。

もし「もっと伝わりやすくしたい」と感じたら、

今回ご紹介したような介護向けツールを

取り入れてみるのもおすすめですよ。

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